小児用処方量計算ツール

Pediatric Prescription Calculator

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シロップで処方できる薬剤

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左のパネルで薬剤名を検索すると、体重・年齢に応じた推奨投与量がここに表示されます。

成人量と小児量の違い・Tips

  • 体重換算(mg/kg)がベースだが、上限は体格で頭打ちになる

    アセトアミノフェンなど多くの薬剤は「体重×mg/kg」で1日量を計算するが、体重がそのまま増え続けても薬の吸収・代謝能力は青天井では上がらない。そのため各薬剤に「1日総量の絶対上限」が設定されている。

  • 12〜18歳は小児量と成人量の境界域

    思春期になると体重・体格が成人に近づくため、小児量の上限(絶対量の上限)だけでは投与量が不足することがある。代表例がアセトアミノフェン(小児上限1500mg/日 → 12歳以上では成人量に近い上限まで引き上げ)。本アプリでは年齢12歳以上でこの調整を自動的に反映する薬剤がある。

  • 肝・腎の代謝能力が年齢で異なる

    新生児・乳児は肝代謝酵素や腎機能が未成熟なため、体重換算しても薬物クリアランスが成人と異なることがある。逆に幼児期は体重あたりの代謝が成人より速い薬剤もあり、mg/kgの係数自体が年齢帯で変わることもある。

  • 剤形・味・服薬コンプライアンスも小児特有の考慮点

    ドライシロップや貼付剤など、嚥下能力や味覚に配慮した剤形が小児では重要。同じ成分でも成人と小児で主流の剤形が異なることが多い。

年齢による一般的な剤形選択の目安

  • 0〜6ヶ月

    シロップ・ドライシロップ・坐剤

    嚥下・咀嚼能力がないため液剤が基本。ドライシロップは服用直前に水に溶かす。発熱時など内服が難しい場面では坐剤も選択肢。

  • 6ヶ月〜2歳

    ドライシロップ・シロップ・細粒・貼付剤・坐剤

    苦味を嫌がることが増える時期。貼付剤(テープ)は誤嚥リスクなく使いやすい。細粒はそのまま/食品に混ぜて使えるものもある。

  • 3〜6歳

    ドライシロップ・細粒・散剤・チュアブル錠

    噛める子はチュアブル錠も選択肢に。点鼻薬・点眼薬・眼軟膏はこの頃から本人の協力を得やすくなる。

  • 7〜9歳

    散剤・細粒・OD錠・小型の錠剤

    嚥下機能の発達には個人差が大きい時期。OD錠は水なしでも服用しやすい。吸入薬(pMDI/ネブライザー)の手技習得もこの時期に進む。

  • 10〜12歳

    錠剤・カプセル・細粒

    多くの子が錠剤・カプセルを嚥下できるようになる。剤形の好みも本人に確認する。

  • 12歳以上

    錠剤・カプセルなど成人と同様

    体格・嚥下機能はほぼ成人と同等。用量も成人量に近づく薬剤があるため要確認。

個人差が大きいため目安として参照し、実際の選択は本人の嚥下能力・味の好みに合わせて調整してください。

症状・部位で選ぶ剤形(年齢を問わず使用)

  • 坐剤

    嘔吐・拒薬時、または解熱目的の速やかな吸収を狙うとき

  • 点鼻薬

    アレルギー性鼻炎・インフルエンザなど、鼻粘膜への局所投与が必要なとき

  • 点眼薬・眼軟膏

    結膜炎・アレルギー性結膜炎など眼局所の治療が必要なとき

  • 吸入薬

    気管支喘息・喘息性気管支炎など気道への直接投与が必要なとき